※この記事には作品の感想(ネタバレ)が書かれておりますのでご注意ください。
ボーンシリーズ3部作で一応の完結を見せたのだが、待望の続編が登場だ。
もういい加減ジェイソン・ボーンに静かな生活を与えてほしい(笑)
さて、今回の話はニッキーが問題提起となる。
まず、ニッキーがCIAをハッキングして極秘情報を盗む。
その情報はボーンにも関係があることで、早速ボーンとの接触を試みる。
すると、いつもように一瞬で現れるCIA(笑)
とにかく早すぎる(笑)
そしてお馴染みの暗殺者(笑)
そしてカーチェイス(笑)
もう、この辺はテンプレートにあてはめていくだけで、なんの新しさもない。
そして、暗殺者に撃たれるニッキー。
今回も早々に旧ヒロインがやられてしまうのである。
スポンサーリンク
ニッキーが調べていたものとは?
ニッキーは暗殺者に撃たれるとき、ロッカーのキーをボーンに投げていた。
そのロッカーを開けると、銃や、これまでニッキーが調べていた情報が出てくる。
メモリーカードのデータを見ると、ボーンの父親の情報があった。
ボーンの父はテロで死んだことになっていたが、実は隠された秘密があった。
その情報をみえている途中、急に情報が消去されてしまった。
ニッキーがメモリーカードに情報をコピーしている時、CIAのリーが素早く気づきマルウェアを仕込んでいたのである。
CIAリー
今回のヒロイン役はパメラではなく、リー(アリシア・ヴィキャンデル)という女性職員。
若くて可愛い女性という印象だが、頭が良く向上心の塊でもある。
情報処理に優れていて、ハッカー的なこともできる。
上官であるロバード・デューイ(トミー・リー・ジョーンズ)の不正を暴こうとするのであった。
その結果、ジェイソンボーンと協力してデューイを失脚させようとするのだが・・・
スポンサーリンク
上官デューイ
そして、今回のボスはトミー・リー・ジョーンズ演じる長官デューイ。
いつもの通り、ボーンをとにかく始末しようとする(笑)
また、アイアンハンドという新しい計画も進めている。
その計画にはSNSの技術が必要であり、SNSで世界中を監視するのがアイアンハンドの目的であった。
ボーンの父親の真相
ボーンの父親は実は組織の人間であったのだが、適任者であるボーンを遠ざけたことによりテロに見せかけ命を奪われたのであった。
そして、それを命令したのがデューイだったのである。
よって、デューイこそボーンの父の仇だったのだ。
ただ、ここまで来るとさすがにCIAのリアリティがない(笑)
デューイを倒すリー、その真相は?
SNSのイベント会場で、デューイの秘密をしゃべろうとする創設者アーロン。
そして、CIAの技術者としてステージに上がるリー。
デューイは、この2人を始末するよう暗殺者に命令をする。
しかし、それを察知したボーンが暗殺を阻止する。
ついにデューイを追いつめるボーンであったが、デューイの側近に撃たれてしまう。
絶対絶命のピンチであったが、駆け付けたリーによってデューイは射殺された。
そして、ボーンは暗殺者とカーチェイスの末、見事に勝利する。
デューイも暗殺者も倒して一件落着・・・に見えたが!
リーはボーンを利用して出世しようとしていたのだった。
その事は当然ボーンにバレ、やっぱりCIAなんてクソッタレだったというオチ。
つまり、パメラの様に味方だと思っていた女CIAが、実はこいつも悪党だったという話である。
さすがにネタ切れであり、CIAの非現実さが浮き彫りになってしまった作品である。
CIA幹部が黒幕→その上官が黒幕→そのさらに上官が黒幕→さらにその上官が黒幕→ループ・・・
【ボーンシリーズまとめ】
▼パート1:ボーン・アイデンティティ
映画「ボーン・アイデンティティー」の感想・ネタバレ(82点)カーチェイスはパリの街並み!車はローバーミニ
▼パート2:ボーン・スプレマシー
映画「ボーン・スプレマシー」の感想・ネタバレ(84点)今後はインドとロシアでカーチェイス
▼パート3:ボーン・アルティメイタム
映画「ボーン・アルティメイタム」の感想・ネタバレ(85点)ニッキーとの新コンビで結末はどうなる?
▼パート4:ボーン・レガシー
映画「ボーン・レガシー」の感想・ネタバレ(80点)ジェレミー・レナーもレイチェルワイズも素晴らしい!
▼パート5:ジェイソン・ボーン
映画「ジェイソン・ボーン」の感想・ネタバレ(79点)最新作は、さすがにネタ切れ?今度は父親の話
スポンサーリンク