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※この記事には作品の感想(ネタバレ)が書かれておりますのでご注意ください。

アドベンチャー映画の最高峰『インディージョーンズ』。

なかでも、本作『最後の聖戦』は傑作である。

まず注目すべきは冒頭のインディアナの少年時代であろう。

少年時代のインディアナを演じるのは、なんとリバーフェニックス。

『スタンド・バイ・ミー』で有名になったリバーフェニックスが序盤から魅せてくれる。

ボーイスカウトの活動中、博物館に収めるべき「コロナードの十字架」を盗掘している盗掘団を目撃してしまう。

正義感の強いインディアナは何とその盗掘団から十字架を盗み、列車に逃げ込むのであった。

この列車のシーンが素晴らしい。

ライオンや蛇を乗せており、冒頭からスリリングな展開に引き込まれていく。

そして、ラストはサーカスの車両となり、見事盗掘団を出し抜いて列車から脱出するのである。

この冒頭シーンだけでも一本の映画を観たほどの満足感が味わえる。

 

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あらすじ

そして、時は流れ大人になったインディアナ(ハリソン・フォード)は有名な考古学者となっていた。

そんなインディアナに、ある日ドノバンという大富豪から依頼が入る。

それは、イエス・キリストの聖杯についてである。

ドノバンは何とかして聖杯を手に入れたいのだが、その調査を依頼をした者たちが行方不明となってしまったのだ。

そして、その調査隊の隊長を務めていたのが、インディアナの父であるヘンリー・ジョーンズ(ショーン・コネリー)だったのだ。

これにより、強制的に聖杯探しに参加してしまうインディアナ。

こうして大冒険が始まるのである。

 

ショーン・コネリーとのコンビが最高

手掛かりは父ヘンリー・ジョーンズの手帳だけであったが、考古学者であるインディアはどんどん謎を解いていく。

そして、見事ヘンリーを救出するのである。

しかし、そこへ現れるのがナチス。

インディアナのヒロインとして登場したシュナイダー博士をナチスは人質にしてしまうのであった。

しかし、それはシュナイダー博士の演技であり、実はシュナイダーはナチスのスパイだったのである。

しかも、聖杯の調査を依頼したドノバンもナチスと繋がっており、本当の黒幕だったのである。

ここから、ナチス・ドノバンとの敵対関係が生まれ、ボートを使ったり、セスナ機を使ったり、様々な乗り物を使ってアクションを行っていく。

そして、そのアクションのほとんどがハリソン・フォードとショーン・コネリーの名コンビで行われ、スリリングだがどこかコメディ的な演出が楽しめるのである。

この様に、本作は様々な乗り物が登場し、それぞれ魅力的なカーチェイスが繰り広げられるのである。

なかでも戦車とのアクションシーンは迫力満点であり、冒険映画としては100点満点の出来である。

 

3つの試練

ラストでは、聖杯のある場所トルコ南部の神殿に到着する。

ここでは、ナチス軍も先に到着していたのである。

しかし、聖杯の神殿には仕掛けがいっぱい。

手下に進ませようとしたが、仕掛けによって首をはねられてしまう。

聖杯を目の前にして進めないでいると、ドノバンはインディアナに進むように強要する。

それを拒否するインディアに対して、なんと父ヘンリーを銃で撃ってしまうのだ。

これにより、聖杯の力を使わなければヘンリーは助からず、強制的にインディアナに聖杯を取りに行かせるのであった。

インディアナはヘンリーの手帳にあった聖杯を手に入れる為の「3つの試練」を思い出す。

1つ、神の息(悔い改めて通れ)
2つ、神の言葉(神の足跡を辿って進め)
3つ、神の道(獅子の頭から飛び降りる勇気を示せ)

 

まずは1つ目の「神の息」。

仕掛けが発動した瞬間に悔い改めるポーズ(膝をつく)をすることで回避することができた。

仕掛けは、なんと巨大な歯車型カッターであり、これに切られていたのだ。

 

そして、2つ目は「神の言葉」。

床にアルファベットが書いてあり、ラテン語の神(IEHOVA)という順で進むことで崩れずに通過することができるのであった。

 

最後の3つ目は「神の道」である。

崖のステージとなっており渡れる橋もなく、進むことは不可能かにみえたが、実は崖の模様と一体化した橋がかかっていたのであった。

つまり、勇気を持って一歩踏み出せば渡れる仕掛けであった。

 

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ラスト、なぜインディアは本物の聖杯を見分けられたのか?

こうして3つの試練をクリアしたインディア。

しかし、最後の試練が待っているのであった。

最後の部屋に到着すると、ドノバンとシュナイダーも駆けつけてきた。

最後の部屋では700年聖杯を守り続けた最後の騎士が待っていた。

部屋にはたくさんの聖杯らしきものがあり、この中から一つ選びださなければならなかった。

もし間違った聖杯を選び、その水を飲むと死んでしまう劇薬となってしまう。

よって不老不死が手に入る聖杯を選ぶ為には死を覚悟する必要があるのだ。

そんな中、ドノバンは直観で一つの聖杯を選ぶ。

さすがドノバン、直観を信じまくる人物である(笑)

しかし、その直観も報われず、偽物の聖杯の水を飲んだドノバンは一瞬で骨となり粉々になってしまうのであった。

このような恐怖を見せられたインディアナであったが、本物の聖杯を見事的中させる。

その理由は、イエスは当時大工だったので木製の聖杯が本物であると気付いたのだ。

木製の聖杯は一つだけであり、確かめる為に水を飲むが何ともなく、まさしく本物の聖杯だったのである。

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そして、その水をヘンリーに飲ませ、撃たれた傷口に水をかけると一瞬で回復してしまうのであった。

これでめでたしめでたしと思いきや、シュナイダーが聖杯を持ち帰ろうとしてしまうのだ。

聖杯を神殿の外に持ち出そうとすると、神殿は崩壊するように出来ている。

よって、神殿はどんどん崩れていってしまうのである。

逃げようとするシュナイダーであったが、地面が割れ、聖杯も落ちてしまう。

なんとかインディに片腕をキャッチされるシュナイダーであったが、あと少しで取れそうな聖杯を諦められず、地割れの中に落ちてしまうのであった。

そしてシュナイダーを助けそうとしたインディアナも地割れに落ちそうになってしまう。

間一髪ヘンリーにキャッチされるのであった。

しかし、先ほどのシュナイダーと同じシチュエーションとなり、なんとか聖杯を取ろうとするインディアナ。

そんなインディアナに対してヘンリーはこういう。

「インディアナ・・・放っておけ」

アドベンチャーといえばお宝。

そのお宝という欲望を葬り去る呪文。それが「放っておけ」である。

あなたも、もし物欲が抑えきれなくなってしまったら思い出してほしい。

「インディアナ・・・放っておけ」と(笑)

こうして、お宝を手放すという最高のラストでエンディングをむかえるのである。

 

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