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※この記事には作品の感想(ネタバレ)が書かれておりますのでご注意ください。

20世紀、スパイダーマンはアニメの中のヒーローであり、実写版なんて到底不可能だと誰もが思っていたはずだ。

なぜなら、手から糸を出して空中を飛んだり、垂直な壁を登ったり、実写版の想像すらしなかったであろう。

しかし、さすがハリウッド。

とうとうスパイダーマンの実写化に成功した。しかも、そのクオリティは相当高い。

糸を使ってビルからビルへ移動するアクションの躍動感は素晴らしい。

アニメそのままを、しっかり実写化できているクオリティである。

コミックやアニメで育った方は、涙が出るほど嬉しいと思われる。

そんなスパイダーマンだが、内容はどうだろうか?

映像のクオリティは文句なしだが、やはりストーリーも重要である。

まず、主人公であるピーターがスパイダーマンになった背景はしっかり描かれている。

そして、ピーターのキャラ設定も素晴らしい。

スパイダーマンになる前は、冴えないティーンエイジャー。

隣に住んでいる幼馴染のMJ(メリージェーン)に恋心を寄せているが、全くなにもできないでいる。

そんな中、学校の社会科見学で訪れた研究所で、クモに噛まれてしまうピーター。

それが原因で、超人的能力を持つのである。

スパイダーマンのデザインは、実はピーターがデザインした衣装であった。

あのマスクや衣装は、手作りだったのだ(笑)

変身すると自動的にあの姿になるものだと思っていた自分が恥ずかしい(笑)

 

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ヒロインのMJ(メリージェーン)が浮気性で感情移入ができない

ヒーロー物で重要なのは、やっぱりヒロインの存在だ。

魅力的なヒロインがいることで、男性はヒーローに憧れを抱き、女性はヒロインに自分を重ねる。

こういった感情移入をすることで、作品の満足感が倍増するわけである。

では、今回のスパイダーマンのヒロインはどうであろうか?

これが中々の恋多き女(笑)

冒頭では主人公をからかう不良グループのリーダーと付き合い、後半では主人公の親友と付き合う。

一途さなどはまったくなく、とっかえひっかえ彼氏を変えていくのだ。

そしてスパイダーマンに助けられれば、スパイダーマンに恋をしてしまうのである。

見事なクズっぷり(笑)

ニュータイプのヒロインって感じだが、やはり全然感情移入できない。

 

映画史に残るキスシーン

そんな浮気性のヒロインだが、スパイダーマンに何度か助けられ、お互い恋に落ちる。

その時のキスシーンが「ひねり」があって面白い。

スパイダーマンは逆さ宙吊りになっている状態で、ヒロインにマスクを口元まで脱がされ、そこにキスをする。

この演出は素晴らしい。

普通の映画では絶対にできないアングルだ。

このセンスは半端じゃないと思う。

 

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敵キャラのわかりやすさ

そして敵キャラである親友の父(ウィレム・デフォー)。

これが実にわかりやすいデザインで最高だ。

同情の余地もなく、スパイダーマンに倒される過程は爽快である。

変に「いい奴」だと、後ろめたさも重なりスカっとしない。

ルックスも悪そのもので、倒し甲斐の敵キャラに設定されている。

 

メリージェーン以外は完璧

この様に、主人公と敵キャラの設定は完璧である。

残念なのはヒロインのメリージェーンただ一人。

ストーリー上この設定が最適なのかもしれないが、やはりコロコロ彼氏が変わるヒロインは支持できない。

まぁ、映画なので仕方ないが、ちょっと勿体ないと感じる。

 

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