※この記事には作品の感想(ネタバレ)が書かれておりますのでご注意ください。

ファイナル・デスティネーションシリーズ5作目であり、一応「完結」となる作品である。

設定はお馴染みの「生き残りも逃さない、あの世の執念」というコンセプト。

前半のきっかけが何か?という部分しか実は違いがほとんどない。

ジェットコースターなのか?吊り橋なのか?

主人公がデジャブ・予知夢を見て、九死に一生を得るのだが、運命を変えることは不可能。

「生き残りも逃さない、あの世の執念」のスイッチが押され、後はピタゴラスイッチのように機械的に始末されてしまうのだ。

 

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体操シーンはシリーズの集大成

主人公たちは会社の研修旅行に行くことになる。

バスに乗り込み、途中にある巨大な吊り橋で参事が起こるのだ。

主人公サムのデジャブ・予知夢のおかげで数人の仲間を救うことが出来た。

生き延びたのは8人。

しかし、シリーズでお馴染みである逃れられない運命が待ち受けているのであった。

生き延びた8人のうち、最初の犠牲者はキャンディス・フーパー。

主人公サムの同僚であり、会社には見習いとして働く女子大生である。

そんなキャンディスは小さい頃から器械体操をやっていて、選手になる為に今日も頑張って練習していたのであった。

しかし、ピタゴラスイッチが始まる。

このシーンが非常に面白く、今までのファンを騙すような仕掛けとなっている。

天井のエアコンが落ちてくる流れなのだが、それをせず、ネジ1本が実は起動スイッチとなっていたのだ。

この辺の変化球はお見事!

ファンの予想を良い意味で裏切り、飽きずに楽しめる。

ただし、当然グロいので苦手な方は注意が必要だ。

特にレーシック手術のシーンは想像通りとなり、トラウマになる可能性が高い。

 

冒頭の巨大吊り橋の迫力

本作一番の見せ場となる冒頭の吊り橋シーン。

橋が破壊されていく迫力は凄まじい。

そして、橋からガンガン落ちていく車や人。

ただ、今回のブリッジは助かる道もあったと思われる。

それは、川に飛び込むという選択だ。

橋の上では工事に使う基礎の針が降り注いだり危ないが、川に飛び込んでしまえば助かる可能性は高いのではないだろうか?

1人川に飛び込み助かったシーンがある。(その後、車が落下して下敷きになったが)

落ちても助かるくらいの高さなのである。

まぁ、助かったところで結局運命は変わらないのでダメか(笑)

本作もラストに助かったと思った2人が、最後は飛行機事故にありフィニッシュ。

シリーズ1作目と繋がるという「どんでん返し」であり、作品中スマホなどを使わなかった理由もわかり最後までファンを楽しませてくれるように出来ている。

ホラー的な要素はないが、ちょっとグロい展開に興味があればおすすめの映画だ。

 

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