※この記事には作品の感想(ネタバレ)が書かれておりますのでご注意ください。
タイトルやポスター内容からスプラッター系というのはイメージできる『パーフェクトトラップ』。
また、『SAW』のパトリック・メルトンとマーカス・ダンスタンが制作に加わっており、『SAW』のようなグロいのが好きな人は楽しめると思われる。
ただ、この『パーフェクトトラップ』はジワジワくる痛みがそれほどなく、スプラッター系ではあるが嫌な気分にはならない。
「痛いよ~助けて~」という描写ではなく、ガンガン罠で瞬殺していくので痛みの臨場感は低い。
よって、この手のジャンルが苦手の人も最後まで観れる可能性が高い。
ただし『SAW』のようにサスペンス的な要素や、哲学的な要素は一切ない。
爽快(?)な罠とグロい映像を楽しむ作品なのだ。
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あらすじ
彼氏のブライアンがバイトになってしまい、主人公のエレナはデートがキャンセルとなってしまい落ち込む。
そんなエレナをみて友達のミッシーと弟のジョシュはクラブに誘う。
そのクラブは会員制的な秘密クラブであり、合言葉を言わないと中に入れない。
「先はない」という合言葉により、パーティーに参加する3人であった。
クラブの中は多くの人が踊っていて賑やかだ。
そんな中、なんとバイトということでデートをキャンセルした彼氏のブライアンが女性とキスをしているではないか。
キャンセルした理由はこれだったわけである。
エレナは落ち込み、別の部屋に行く。
その部屋には大きな箱が置いてあり、エレナが開けると、なんとそこには血だらけの男が入っていた。
すると、箱を開けたことがきっかけで、ダンスフロアの天井が落ちてくるのだ。
天井にはカッターがついており、それが回転しながら落ちてくるのだ。
これにより、ダンスフロアにいた大勢の人がやられてしまう。
エレナを救いにいく話
箱に入っていた血まみれの男は2階から飛び降り助かる。
しかし、今度はエレナが黒マスクの男に使ってしまう。
なんとか助かった血まみれの男アーキン。
安心するのも束の間、入院中にルチェロという男がやってくる。
エレナは富豪の娘であり、心配するエレナの父が特殊部隊を作ったのである。
そして、アーキンのことを調べ、道案内にさせるのであった。
これにより、アーキンも再び黒マスクの男の所に行くことになるのである。
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一番痛いシーン
後半になり、檻に閉じ込められる主人公グループ。
黒マスクの男は、ガソリンタンクのフタをとっている。
つまり、檻に閉じ込められたまま燃やされてしまうのだ。
そんな中、アーキンがあることを閃く。
現在腕が折れているアーキンだが、さらに折って複雑骨折させるのである。
これで外側に手が届き、鍵を開けることが可能となるのだ。
この手を折るシーンが「痛い」。
檻の隙間に手を入れて、後ろから蹴ってもらい、もう一度折ろうとするのだ。
血が噴き出るような罠より、こういった描写の方が痛みを感じてしまう。
しかし、アーキンのこのファインプレーにより難を逃れるのである。
黒マスクの男の罠
後は、黒マスクの男の罠を観るだけの映画となる。
ここからストーリーはほとんどない。
エレナを救出するだけである。
色々な罠が待ち構えていて、特殊部隊が1人ずつやられていくという展開だ。
そして、気になる黒マスク男の正体は・・・
特に意外性のある人物でもなく、ラストはサッパリ目で終わるのであった。
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