映画「エクスペンダブルズ」の感想・ネタバレ（82点）クリスマスがチームプレーをするだけで観る価値あり

※この記事には作品の感想（ネタバレ）が書かれておりますのでご注意ください。

アクションスター・トップレスラー・ヘビー級ボクサー・アメリカンフットボール選手などなど、とにかく体が強い人間を集めて出来上がったのが『エクスペンダブルズ』である。

シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ミッキー・ローク、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガー、など俳優陣だけでも凄い。

ただ、ブルース・ウィリスとアーノルド・シュワルツェネッガーは少ししか登場しないし、アクションシーンもない。

よって、上記の豪華俳優がアクションで絡むことはないのが少し残念だ。

しかし、主役のシルヴェスター・スタローンと、ジェイソン・ステイサムの2人だけで十分熱い！

特にジェイソン・ステイサム演じるリー・クリスマスが最高だ。

一匹狼が多いステイサムが、スタローンの参謀として活躍するのである。

この様に、ステイサムがチームプレーをするのが観れるだけでも十分価値がある（笑）

この様に、往年の筋肉アクションスターのお祭り映画である。

60歳を過ぎたシルヴェスター・スタローンは、しっかり体を作っていてまだまだ健在。

ミッキーロークとスタローンの間に入るステイサムは、まだまだ子供のような感じもする。

それくらい、やはり迫力がある。

ただ、ステイサム演じるクリスマスもよい。

元カノの彼をぶちのめすシーンは爽快だ。いつものスカッとするステイサムも堪能できる。

こういった見せ場を作るスタローンも中々である。

ミッキーロークもアクションシーンはないが、オーラが半端ではない。

もちろん役作りとして演出されている部分はあるが、現役バリバリのステイサムに負けていない迫力を醸し出している。

ストーリーは単純明快が清々しい。

バランスよく格闘、銃撃戦、爆発、カーチェイスがあり、アクション好きのツボは押さえてある。

特に本作では小型機からの攻撃が面白い。

小型機からの銃撃や、ガソリンをまき散らしてからの爆破など見どころが多い。

また、伏線として出てくるナイフ攻撃もよい感じ。

頭を空っぽにして、アクションスターのドンパチを堪能する作品である。

あっ、それと、強引にラブストーリーにさせる展開も素敵だ。

60歳を過ぎてもセクシーで魅力的なシルヴェスター・スタローンなのである。

これを見て、中年は確実に筋トレを始めるであろう（笑）