※この記事には作品の感想(ネタバレ)が書かれておりますのでご注意ください。
キアヌリーブスの新感覚アクション映画『ジョンウィック』。
「ガン・フー」という銃とカンフーを融合させた銃術が最大の見どころである。
ガン・フーを簡単に説明すると、近距離での格闘や銃撃である。
間合いを詰めてガンガン相手の頭に銃を撃ち瞬殺する。
離れての銃撃戦などはほとんどなんく、とにかく相手に詰め寄って戦うのが特徴だ。
相手は世界最大のマフィアであり護衛も多い。
しかし、どんどん出てくる相手をガン・フーで倒していくのである。
このアクションを爽快に感じれば、ジョンウィックの虜になってしまうだろう。
敵に近づき容赦なく射撃していくシーンは一瞬も目が離せない。
そして、時には総合格闘技のように関節技なども使い、まさしく銃術といった言葉がぴったりである。
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愛犬の復讐というシンプルなストーリー
物語のあらすじは、非常にシンプルだ。
マフィアのドンのバカ息子が、車を盗もうとしたところ、持ち主のジョンウィックを叩きのめし、ジョンの愛犬も銃で撃ってしまう。
しかし、このジョンウィックという人物は、そっちの世界ではプロ中のプロであり、怒らせてしまったことを悔やむマフィアのドン。
そして、愛犬の復讐をしようとするジョンウィック、という話だ。
この様に、めちゃくちゃシンプルなストーリーなのだが、アクションのこだわりが凄いので、むしろストーリーはこれくらいシンプルな方がよい。
ウィレム・デフォーがいい感じ
怒らせてはいけない人物とは知っていても、自分の息子が命を狙われていると知ったら対策をするしかない。
マフィアのドンであるヴィゴ・タラソフ(ミカエル・ニクヴィスト)は、逆にジョンウィックを始末しようとする。
そこで依頼するのが、一流のスナイパーであるマーカス(ウィレム・デフォー)。
ライフル銃をセットする所など、かなり腕がよさそうである。
そんな一流のスナイパーがジョンを狙っている。
こんなに敵だらけで大丈夫かジョン?
と、心配するのだが、実はこのマーカス、ジョンを支援していたのだ。
ジョンがピンチになった時、ライフル銃で助けてくれていたのである。
スパイダーマンの敵役でもお馴染みのウィレム・デフォー。
いい味だしています(笑)
少しだけ突っ込みたい
この様にマフィアのドンも恐れるジョンウィック。
ガン・フーを使い、敵をどんどん倒す様子はまさに無敵。
銃がなくても関節技などの柔術も凄い。
ん?柔術?
そう、ジョンウィックは柔術も凄い。
しかし、なぜバカ息子に冒頭でやられたのか?
百歩譲って銃がなかったという理由も考えられる。
しかし、ジョンウィックは柔術も強いはず・・・
っていうか、マフィアもブギーマンと恐れる人物なのに・・・
引退していたから?
不意打ちだったから?
本当に最強の暗殺者なのか?疑問が残る作品であった(笑)
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