※この記事には作品の感想(ネタバレ)が書かれておりますのでご注意ください。

アーノルド・シュワルツェネッガーの隠れた名作コマンドー。

これは私が小学生の頃に「再放送」をしていた映画であり、シュワルツェネッガーが日本でも大人気の頃の作品である。

そんなシュワルツェネッガーが出演するとあって、ビデオに録画したのを今でも覚えている。

そして、それを何度も観た!

時には友達と一緒に何度も観た!

そう、何度観ても飽きないのである。

 

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それは、小学生がみてもわかるストーリー展開。

そして、とにかくシュワルツェネッガーの強さが爽快なのである。

敵に車の配線を切られ、エンジンがかからないと悟ると、ギアをニュートラルにして、坂を転がり落ちて追いかける。

ショッピングセンターで敵がドンパチをはじめると、シュワちゃんは電話ボックスを持ち上げて応戦。

そして、ヒロインも街中でロケットランチャーをぶっ放す。

10分に1回は、こういった爽快なアクションシーンが訪れて、まったく飽きない。

 

1番の突っ込み所は、ラスボスの鎖帷子(くさりかたびら)

魅力的な映画というのは、敵も魅力的なものだ。

このコマンドーのラスボスも魅力的だ。

なんせ、登場した時から鎖帷子(くさりかたびら)を着ている。

「くさりかたびら」といえばドラクエでもおなじみの、くさりで出来た鎧のようなものだ。

鉄砲の弾や、ナイフを跳ね返すほどの鎧を身にまとっているのである。

よって、このラスボスが登場した時点で、「こいつには鉄砲やナイフは効かないな」と視聴者は感じるのである。

つまり、シュワちゃんがどうやってコイツを倒すのか?これが楽しみを生み出すのである。

 

そしてライスとなり、このボスと対戦することに!

予想通り、鉄砲は早々と捨てる。

素手での殴りあいに戦いはエキサイトしていく。

相手もなかなか強い!

やはり「くさりかたびら」を身にまとっているので、シュワちゃんのパンチが効かない!

どうするんだ!シュワちゃん!

と、小学生ながらに手に汗握ったを覚えている。

 

そして、最後!ラスボスをやっつけた方法とは・・・

 

パイプを投げて突き刺す!

 

おいおい、鉄砲も貫通しないくさりかたびらに、パイプを投げて突き刺すなんて!

最後までとんでもない怪力!

という、感じで幕を閉じるのである。

 

くさりかたびら貫通は、シュワちゃんの怪力の尺度を測る、最高の演出なのである。

30年経っても面白い名作中の名作だ。

 

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