※この記事には作品の感想(ネタバレ)が書かれておりますのでご注意ください。

テディベアがしゃべれるようになり、しかも動いたらそりゃ楽しそうだ。

だからといって、子供と観てはいけない(笑)

特に性的な描写も多く、子供の年齢にもよるがショックを受ける可能性が高い。

逆に恋人や奥さんと観る分には十分楽しめる映画だ。

この様に、この映画の成功の秘訣は全てのターゲットを狙わなかったことだろう。

子供からお年寄りまでターゲットにしたら、この傑作は当然生まれなかっただろう。

子供に受けそうな設定を、あえて大人向けにした大胆な設定が素晴らしいのである。

この子供層ターゲットを削るという勇気に拍手を送りたい。

 

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あらすじと感想

ジョン・ベネットは孤独な少年時代を送っていた。

そこで、クリスマスに「一人でいいから親友が欲しい」というお願いをした。

そしてクリスマスプレゼントにテディベアをもらうのであった。

そして、そのテディベアを『テッド』と名付け、さらにテッドに命が宿るようにお願いするのである。

すると、その願いが通じ、なんとテッドは人間のように話したり、動いたりできるようになったのだ。

それから27年が経ち、ジョン・ベネットは35歳になっていた。

当時は『生きているぬいぐるみ』として人気だったテッドだが、徐々に忘れられるようになり、すっかり廃れてしまうのである(笑)

酒に女にマリファナに、堕落した生活を送っている。

ジョン・ベネットも仕事に対する情熱もなく、テッドをつるんでいるのが生きがいである。

ジョン・ベネットにはロリーという彼女がいるが、テッドとつるんでいるといつまでも独り立ちできないと感じ、テッドと離れることを提案する。

そして、ついてに1人暮らしを始めるテッドだったが、サイコパス親子につかまってしまい絶対絶命の危機に・・・

 

ブラックコメディ

何人もの売春婦を呼んで乱痴気騒ぎをしたり、さらにう○ちをさせたり、ドギツイ描写も多い。

薬物も結構出てくるので、子供におすすめできる映画ではない。

ただ、それぞれのキャラクターが本気で悩み『素』になる瞬間が結構ある。

その瞬間が味わい深い。

その『素』を打ち明けることで、友情が深まったり、愛情が深まったりしていくのである。

 

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ライブに特別参加し彼女の為に歌う

テッドのことでケンカしてしまったジョン・ベネットと彼女のロリー。

ロリーのことを狙っている上司のレックスは、チャンスとばかりにロリーをコンサートに誘う。

ロリーが大好きなノラ・ジョーンズのコンサートだ。

※ちなみにノラ・ジョーンズは本人

なぜか交友関係(元恋人同士^^)があるテッドとノラ・ジョーンズ。

テッドのお願いでノラ・ジョーンズのコンサートで歌えることになったジョン・ベネット。

ここでロリーへの愛を表現できれば仲直りできると考えたわけである。

しかし、実際の歌は・・・(笑)

そんなジョンに対してテッドは「ケイティ・ペリーより上手」とケイティ・ペリーを皮肉る。

 

一つは大笑いする可能性が高い映画

どんなにコメディ映画をみても大笑いすることはほんどないと思う。

しかし、この「テッド」は細かいブラックジョークをぶち込んでくるので、ハマれば大笑いできる可能性が高い。

ボクも映画で大笑いすることはほとんどないが、ジョンの歌は本当に面白かった(笑)

また、吹き替えも有吉弘行がテッドを担当していたり、日本語吹き替えも楽しめると思われる。

 

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