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※この記事には作品の感想(ネタバレ)が書かれておりますのでご注意ください。

SFタイムトラベルと言ったら『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を超える作品はもう出てこないだろう。

それほどタイムトラベルのエンターテイメント的な演出はすべて行ったのが本作である。

過去に戻ったら、どんなトラブルがあるか?

未来に行ったら、どんなトラブルがあるか?

これらを、わかりやすく、面白く作り込んだものが『バック・トゥ・ザ・フューチャー シリーズ』なのである。

従来のカプセルのようなものに入るのではなく、デロリアンに乗ってタイムトラベルするのもユニークだ。

そして、そこにはプルトニウムを使ったり、科学的な根拠も一応演出している。

たまたまタイムトラベルの能力を手に入れた、というような手は使わないのである。

そして、そのリアリティを支えるのが『ドク ブラウン博士』なのだ。

 

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ドク ブラウン博士こそ影の主人公

タイムトラベル装置を作る為には、やはり『マッドサイエンティスト』が必要だ。

つまり狂ったと思えるほど狂気的な科学者の存在だ。

常軌を逸脱した科学者でなければ、当然タイムトラベル装置なんて作れないからである。

それを見事なキャラにしたのがエメット・ブラウン博士(クリストファー・ロイド)であろう。

あの風貌はもちろん、閃きの瞬間、実験に打ち込む姿勢、どれも完成度が高い。

また、この映画の冒頭を思い出してほしい。

それは、愛犬であるアインシュタインの餌を全自動で行う装置が映し出されるシーンだ。

このシーンがあるからこそ、『危ない発明家』のようなイメージがスッと入ってくる。

そして、愛犬家であり、自分を理解してくれる人物(マーティ)に優しいという演出で、危ない科学者なのだが人情味があるというキャラ設定を冒頭でわかりやすく表現しているのだ。

パイレーツ・オブ・カリビアンのジャックスパロウなど、ハリウッド映画にはクセの強いキャラクターは多いが、このドク博士のキャラクターもトップクラスであろう。

 

父と母の恋愛を手助けする

タイムスリップしてしまったマーティ(マイケル・J・フォックス)は若かりし父と母に出会う。

父は冴えない学生であり、母はイケイケのティーンエイジャー。

そんな母は、何と未来の息子であるマーティに恋をしてしまうのである。

もし、父と母が結婚しなければ未来での自分(マーティ)の存在はなくなってしまう。

未来からもってきた兄妹の写真をみると、どんどん兄の姿が消えていく・・・

ここから、父と母を繋ぐストーリーへ展開していくのである。

 

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悪役ビフの味

未来の息子を好きになってしまった母だが、父と母の間にもう一つ問題がある。

それは、いじめっ子ビフの存在だ。

元の世界(未来)でも、マーティの父はビフに口答えできない関係だったのだ。

これでは益々父と母が結ばれる可能性が低くなる。

そこで、マーティはあの手この手を使い、結び付けようとするのだが・・・

最終的には父は自分の力でビフをノックアウトさせるのであった。

ちなみに、吹き替え版では父の声は「さざえさん」のマスオさんの声。

かなりマッチしていて面白い(笑)

 

未来が変わっているラストは有り?なし?

ドクの命がけの行動により、時計台の落雷を利用して未来に戻ることが出来たマーティ。

しかし、いざ戻ってみると、何か雰囲気が変だ。

なんと、父は小説家となっており、ビフはお手伝いをしている。

マーティが過去で影響を与えたことで、未来が変わってしまったのだ。

裕福で幸せそうな家庭になっているのだが、これを拍手で喜ぶか?ちょっと違和感を感じるか?

ラストは評価が分かれる。

しかし、次の瞬間!

未来に向かったドクがあわてて帰ってくるではないか!

未来で重大なトラブルがあって、マーティも一緒に来い、というまさかの展開で幕を閉じるのだ。

これで、パート2も観ずにはいられなくなってしまうのだ(笑)

 

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