※この記事には作品の感想(ネタバレ)が書かれておりますのでご注意ください。

ポスターやジャケットで主演のトムハンクスが泣いているので、てっきりヒューマン・ドラマだと思っていた。

やはり「フォレストガンプ」や「アポロ13」などの印象が強く、どうしてもドラマとしての先入観が強くなる。

しかし、今回のターミナル、いざ観てみるとこれがコメディドラマだったから驚いた^^

私は予備知識を入れないで観るので、ポスター&ジャケットの先入観がどうしても入ってしまうわけである。

 

スポンサーリンク

 

ターミナルの内容


内容だが、ヨーロッパの架空の国「クラコウジア」国籍のトムハンクスがある用事でニューヨークを目指す。

しかし、クラコウジアでクーデターが起こり、アメリカに入国拒否をされてしまう。

これにより、入国も帰国もできなくなってしまい空港に住むはめになってしまうという話だ。

トムハンクスが片言の英語を話すというのが最初の掴みで、そこから「やさしさ」や「正義」を基に仲間たちと意志の疎通をしていくのがメインの展開だ。

トムハンクス演じる主人公にターミナルで働く人々が惹かれていくこと。

その反対で、ターミナルのいじわる係官との戦いによりストーリーが展開する。

いじわる係官に負けず、問題を解決していく内容に共感できる人はハマると思う。

また、撮影現場が実際にあるターミナルかと思ったら、全部セットというのも驚きだ。

「どーだい?これ全部セットだぜ!」というスタッフの誇りも感じられる。

ただ、私的には話の緩急がゆるく、ほのぼのし過ぎていると感じてしまい、後半ダレてしまった。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズとの関係も中途半端で消化不良だ。

ここまでほのぼのした展開であれば、全部ハッピーにして欲しい。

中途半端なリアリティは必要ないと思う。という意味で70点。

 

スポンサーリンク

関連記事