※この記事には作品の感想(ネタバレ)が書かれておりますのでご注意ください。
はじめてゲームの『バイオハザード』をやった時の衝撃はいまでも覚えている。
キャラクターが英語を話し、字幕が付き、ナレーションも付くゲームなんて、当時はほとんどなかった。
そして、あのゾンビがアップで登場シーン・・・
かなり怖ったのを覚えている。
そんな『バイオハザード』の映画化が本作である。
どこまでオリジナルに中実か?
ゾンビのクオリティはどうか?
などなど、ゲームファンは気になるであろう。
しかし、さすがハリウッド映画。見事にゲームの雰囲気が再現できていると思う。
ただし、個人的には不気味な洋館を再現してほしかった・・・
あの薄暗くて、ドアを閉める音がでる洋館が最高なのだが・・・
スポンサーリンク
あらすじと感想
全米でトップの巨大企業『アンブレラ』。
複合企業であり、医療、健康、コンピュータなどなど様々な市場を独占していた。
しかし、これらは表向きであり、実は遺伝子実験や細菌兵器の研究なども行っていたのだ。
その悪事を暴こうとするアンブレラの社員であるリサ、その兄マット。
そして、リサに協力をしようとするのが主人公アリスである。
アリスもアンブレラの社員なのだが、会社の不正を暴く活動を行っていたのだ。
また、アリスはアンブレラ社の命令で研究施設ハイブの出入り口を守る仕事をしていた。
その研究施設ハイブの出入り口となるのが洋館である。
そこにはスペンスという同僚もいて、偽装結婚という形で一緒に洋館の警備をしていのだった。
しかし、スペンスは研究結果を盗んで大金を得る計画を立てるのである。
生物兵器T-ウイルスを盗み出し、それを施設内に漏洩させたのであった。
レッドクイーン
レッドクイーンは超人口知能のコンピューター。
研究所のすべてをコントロールしているのである。
そんなレッドクイーンは、生物兵器T-ウイルスが漏洩すると、全館のドアを閉め、誰も外部に出さないようにする。
ウイルスが漏洩してしまった場合は、そのようなプログラムがされているのである。
最初はこのレッドクイーンが敵なのか?と思うが、実はウイルスの流出を防ぐ最善の対策を行っていたのである。
自分のイメージをホログラムで出力するのだが、かわいい女の子で、逆に怖い(笑)
アリスの赤いドレスがかっこいい
レッドクイーンのガスによって、少し記憶喪失になっていたアリス。
徐々に記憶を戻すのだが、かなり戦闘訓練を受けているシーンがでてくる。
それがゲームでもお馴染みのケルベロスとの戦闘シーンだ。
有名な三角飛びは、赤いドレスとマッチして美しい。
そして、レッドクイーンというデジタル的な存在と、赤いドレスのアリスがアナログ的な戦いをすることで、味わい深い作品となっているのである。
スポンサーリンク