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※この記事には作品の感想(ネタバレ)が書かれておりますのでご注意ください。

パックマンのポスターが印象的な「ピクセル」。

パックマンが街中で大暴れするなんて面白いアイディアだ。

ブロック型のキャラクターも哀愁と最新技術が表現されていて好印象。

登場人物のキャラクターもよい。

少年時代からの仲良し3人が地球を守る。

1人は大統領。

1人はゲームの中のキャラに恋する中年

1人はドンキーコングのチャンピオンになれなかった過去を引きずる中年

重いサスペンス映画の後にみれば、リフレッシュされて最高だ。

 

1982年にNASAが当時流行っていたゲームの映像を宇宙に打ち上げる。

それを宇宙でみた「ヴォルーラ人」が宣戦布告だと勘違いしてしまう。

それにより、映像に写っているゲームのキャラを実体化させて、地球を襲うのである。

この『地球を攻撃する動機』が最高なのである。

 

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様々なアーケードゲームのキャラクターが登場するが、わからないキャラも多い。

この辺がドンピシャな世代は最高に楽しめると思う。

重要キャラであるQバート。

このキャラのゲームを遊んだことがある人にとって、この演出は最高なのだと思う。

ボクはこのキャラを知らなかった為、そこまで感情移入はできなかった。

この様に、世代によって面白さが変わってくる映画だと思う。

 

ただ、映像も素晴らしいし、迫力満点なのでキャラを知らなくても十分楽しめるのは間違いない。

さらに、パックマンの生みの親である岩谷徹さんも登場する。
(本人も序盤に数秒だけ登場している)

 

迫力のあるアクションシーンが満載だが、それほどハラハラドキドキはしない。

あえてそのような作りにしたのだと思う。

これだけの映像技術なのに、「絶対絶命」的なドキドキシーンは数回しかない。

だから、子供と安心して観られる。

 

ラストはラドロー・レイモンソフとQバートが結婚してしまう(笑)

テニスのセレーナが登場したり、非常に楽しめるエンターテイメント作品だ。

ポスターから、もうちょいシュールな作品だと思っていたが、コメディと少しの感動が味わえ、よい気分転換になると思う。

 

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